トレードで失敗しやすいポイントをシリーズ化してみようと思い、今回は「通常時」編の記事になります。
後日指標や突発なども書こうと思います。

最近整理するのがマイブームですので、失敗しやすいポイントを抑えることで少しでも損失を軽減出来れば幸いです。

天井ロング・底ショート

失敗しやすいランキング上位の天井ロングと底ショートです。

やってはいけないと思って注意していても、気が付けば天井ロングになっていて、最悪の場合一度も利益が出ないまま転落していく経験を何度もしています。

安値で買えないのに、高値で買えてしまう不思議な現象です。

現象

チャート分析をせず、シナリオも考えず、思いつきでエントリーしている場合によく起きる現象で、仕事の休憩時間や隙間時間でチャートを見て即座に対応してしまう瞬発性のある人が陥りやすいパターンです。

天井ロングは、あらかじめシナリオを想定して準備しておけば、ある程度回避する事が可能だと思いますが、リアルタイムでチャートを見ていると、下落後の反発でジリジリ戻している最中というのは「まだ下落するかもしれない」と思う部分が強いので、選択肢としては買うよりも売る方が強いと思います。

なので買わずに様子を見てしまう。
様子を見ている間にもジリジリと戻していき、焦りが生まれ始め、陰線が出たり上昇力が少しでも弱まったように見えるとまた迷い、大きく上昇したタイミングで「今だ!」と思い買い注文をクリックする。

臆病者は罠に掛かりやすいです(;´∀`)
あるあるですよね・・・

回避策

  • 事前にシナリオを考えて、予測するチャート形状もイメージし、エントリーポイントをある程度考えておく。
  • シナリオに沿った内容でストップリミットを決める。
  • たまたまチャートを見て直ぐにエントリーしない。

損失回復期待

天底エントリーの様に一度も利益が出ないケースと、利益が出てから損失を抱えるケースの2パターンがありまして、一度でも利益が出てから損失を抱える方が後悔度が高いです。

微益で撤退すれば良かった・・・同値まで戻ってくれ・・・なんでやねん・・・と、あの気持ちになるトレードです。

現象

エントリーして直ぐに利益は出てきませんので、ある程度のリスクはエントリー時点で覚悟しなくてはいけません。
相場は上下を繰り返しながら動きますので、上下10PIPSなんて誤差の範囲だと僕は思っています。

しかし、損失が10PIPSから15PIPSとなり30PIPSへ膨らんでいき、お祈りモードに突入します。

後になって「早い段階で損切りしておけば良かった・・・」と後悔する事も多いですが、損切りしようとした瞬間に戻ってくる素振りが見えると戻ってくることに期待してしまうのです。

こういう状況に陥ったとき、人間は都合の良いように考えてしまい、都合の良いニュースばかり検索します。

回避策

  • 欲張らず損切りと利確を行う。
  • 人間の欲が利確を遅らせ、恐怖が損切りを遅らせる事をそろそろ理解する

根拠無きトレード

ふとした瞬間にチャートを見て「チャンス!」とか「あれ?このパターンって・・・行けるヤツだ!」と思ってトレードした経験ありませんか?

ずっとチャートを見ている人でも勝ちにくいのに、気が向いた時だけチャートを見て勝てるわけがありませんよね。

現象

仕事の通勤時間や休憩時間にゲーム感覚で、なんとなく上に行きそうな気がするから買っておこう、下がりそうだから売っておこう、みたいなトレードしたことありませんか?

いわゆる勘に頼ったトレードです。

ビギナーズラックの様なトレードになりますが、運のいい人なら不思議と勝ててしまうのも事実であり、「自分は上手いんだ!センスがあるんだ」と大きな勘違いをしてしまう人もいるでしょう。

感や運で勝ち続けた人の末路は破綻しかありません。
得た利益を取り戻そうと自然と大きなロットへと変わっていき必ず破綻します。

回避策

  • トレードは分析を行い、自分なりのシナリオを考えてトレードする癖を付け、シナリオ以外の所ではトレードしない。
  • アプリを消すなどして仕事中はチャートを見ないようにする。

ポジポジ病

大きな変動に乗り遅れるのが嫌、ひょっとしたらこの後大きく動くかもしれない、みたいな感じでエントリーしておかないと損をしたような気分になります。

一つのポジションをクローズして5分以内に新規ポジションを持ってしまう人はポジポジ病だと思って良いでしょう。

さっきまで損してたのがやっと回復したのに、また損してる!みたいになりやすいです(;´Д`)

症状

「時は金なり」思考の人が陥りやすい心の病気です。

エントリーしていない時間が損というより、トレードが楽しくて楽しくて仕方なく、どちらかというとゲーム感覚でトレードをしている人に多いのでは無いでしょうか。

ポジポジ病の人は常時ポジションを持っている状態ですので、通常よりもリスクが高いというか、ずっとリスクを抱えています。
また、利益が出ているのを確認すると利確してしまいますが損失は我慢し、基本的に損大利小のトレードになっているかと思います。

トレードに刺激を求めて同じ失敗を繰り返し、損大利小が積もり積もって大きな損失になりかねません。

回避策

  • 病気を治すこと

チャートを見ないことが一番の特効薬ですが、ポジポジ病の人はコレが出来ません。
トイレに行った瞬間、一人になった瞬間、テレビCMの間、一瞬だけチャートを見られればエントリー出来ちゃいます。

心の病気ですので一人で克服するのは非常に困難です。

僕もポジポジ病でしたが、家族の協力で今は改善しています。
入金できない環境をつくったりチャートを見られない環境を作ったりして、トレードから遠ざかるのが最善策です。

ストップリミット未設定

直ぐ決済するから損切りとか利確溶か設定しなくても大丈夫だと思っている人は、そういう癖が付いてしまいます。

特にストップ設定を付ける癖がないと、突発的な出来事に備えることが出来ません。
例えばスイスショックや緊急速報などの大混乱相場に巻き込まれてしまいます。

今日テロが起こるかもしれません、今日大地震が起こるかもしれません。

あの時利確していれば・・・あの時損切りしておけば・・・と思った経験が一度でもある人はこれを機に意識してみて下さい。

現象

利益が出ているからリミットを外して伸ばせるだけ伸ばしたいと思う気持ちはよく分かりますが、ズルズルと利益を減らす原因にもなりかねませんので、リミットで利益を確保する習慣を癖付けましょう。

そして、リミットよりもストップが超重要になってきます。

たまに損切りや利確について、無条件に上下50PIPSで設定するような、間違った認識をしている人を見かけます。
設定するなら、チャートの形状を理解し、両方の到達ポイントを予測します。
そのポイントから余裕を見てストップやリミットを設定するのがおそらく正解だと思っています。

トレンドラインでもサポレジでもボリンジャーバンドでも何でも良いんです、基準となるルールを持つ事が重要です。

具体的には下記チャートをご覧下さい。

回避策

  • ストップ設定で損失を回避
  • リミット設定で利益を確保
  • 欲張らず現実を受け止める

飛び乗り

根拠無きトレードをする人やポジポジ病の人がよくする行動で、パッと見た瞬間のフィーリングでエントリーしてしまう行動です。

今までよりも大きな値動きが起きて、発作的にその方向にエントリーしてしまうような経験ありますよね?

特に1分とか5分とかエントリータイミングを見計らっているときにこの失敗をしてしまいやすいです。

現象

飛び乗って良いときもあれば悪いときもあり、総合的に悪いときの方が多いかな?と思えますので、飛び乗る癖は無くした方がいいでしょう。

こういう急な値動きはヘッジファンドの罠であることも多く、その後二度と戻ってこない場所まで連れて行かれることもよくあります。

回避策

  • 短期足だけで判断せず長期足をベースに考える