常にハイレバ全力トレードをしていると必ず破綻します。
僕はこれで3,000万円を失いました。
いや、一撃で無くしたわけでは無くてチリも積もって気が付けば3,000万円無くなっていた次第であります(;´∀`)
ハイレバは1日で資金を何倍にも出来る威力を持っていますが、それは上手くいった場合の話であって、上手くいかなくなるとお金があっという間に無くなってしまいます。
億円トレーダーは運だけでなれるものではありません。
実力があってこその億円トレーダーです。
そう簡単に稼げるほどこの世界は甘くありません。
とは言え、10万円を100万円にした経験を何度もありますし、3,000万円の借金を作っている最中にも借金がなくなった事もあります。
上手くやれば稼げる世界に違いありません。
中途半端なところでエントリーせず、エントリーポイントを厳選すれば失敗する可能性は確実に低くなります。
ハイレバで破綻する人が多いので、ハイレバ自体が悪いように言われてしまいますが、結局はトレードスキルの無い自分が悪いわけでして、トレードスキルさえ上げればハイレバほぼ強力な武器は無いのです。
今回は少しでもハイレバを上手に使うためにどうすればいいのか?について整理しておきたいと思います。
どういう所でエントリーするべきか
FXを究極シンプルに考えると「売りと買い」の二択です。
- 安いところで買い、高いところで売る
- 高いところで売り、安いところで売る
たったこれだけのことをするだけなんですが、これがどうにも難しいのです。
「底で買った!」と思っていても、まだまだ下がり続けたりする事なんてザラにあります。
また、その逆で「コレ止まらない、もっと進む!」と思って順張りエントリーしたところが天底だったりもします。
こんなん無理ゲーやろ!と思った事も何度もありましたが、相場はランダムに動いているように見えて、法則性を持って動いていると僕は思っています。
その法則性を見つけ出し、それをエントリーに利用するのが理想型です。
と言うことで、次のチャートを見てください。
ドル円1時間足です、200SMAを引いています。
スキャルピングできる場面も多くありますが、トレード自体がリスクですので、できるだけ無駄なトレードは控えたいと考えているため、スキャルピングは考慮しません。
画像中の①②③がエントリーしやすいポイントです。
後付けの理論ではなくて、毎日書いている記事の中でも同じような事を書いています。
①はリアルタイムで見つけきれませんでしたが、②と③に関してはブログに書いていた記憶があります。
チャートは後で見ると簡単なのに、リアルタイムだとそれに気付くのが難しいんです(; ・`д・´)
ハイレバ全力で50PIPS獲得出来ればそれなりに大きな利益になるはずです。
そして、ハイレバ全力でロスカットになるのは大体30〜50PIPS程度ではないでしょうか?
エントリーポイントを中心として上下50PIPSが天国と地獄と言うことですね。
つまり、30〜50PIPS逆行されなければロスカットにならないことになりますので、逆行されにくいポイントでエントリーするのが鉄則です。
①のポイントは下落トレンドラインを上にブレイクしたタイミングです。
条件的に200SMAでサポートされていることがわかりますので、ブレイクとSMAのサポートの2個の条件が重なりロングエントリーしやすいポイントとなっています。
②のポイントは規則正しくレンジを形成しながら上昇トレンドラインを下にブレイクしたタイミングです。
先細りのペナント型になっていますので、ブレイクが近いサインも出ており、どちらかのブレイクで大きく動くサインともなっています。
③のポイントは上向きの200SMAを下に突き抜いたタイミングです。
この様なポイントは毎日あるわけではありませんが、この様なポイントでハイレバエントリーが出来たとすると大きな利益を狙うことができます。
しかも、逆行リスクを抑えられて大きな利益を狙える、所謂期待値の高いエントリーポイントです。
上記以外のポイントで勿論エントリーは可能ですが、自分のエントリーポイントを往復されるような相場であったり、方向性は合っているのに損切りに引っかかってしまったりと、悔しい思いをすることになる可能性が非常に高いです。
リアルタイムでこの様なポイントを的確に見つけられるようにスキルアップする必要があると考えています。
中途半端な場所でエントリーしない
言うのは簡単だけど、何を持って今のレートが中途半端なのか?と決めるのが難しいです。
先ほども言いましたが、上下50PIPSが天国と地獄の分かれ道です。
例えば先ほどの画像の②番の箇所で考えて見ます。
50PIPSの逆行でロスカットされるハイレバ具合だと考えてこのチャートを見てみると、どうでしょうか?
もし、ミドルらへんでポジションを持ったとするとどうでしょうか?
何度も往復されて利益が出たり損失がでたりとハラハラするだけです。
高値圏で売ったとすると安心感がありますよね。
安値も切り上げっていますし、次のラインタッチで買う選択肢もあります。
中途半端な場所でエントリーして含み損を抱えてしまうと、ロスカットの恐怖が付きまといますので、ストレスが半端ないです。
損大利小となるトレードになってしまうかも知れません。
できるだけ有利な場所でエントリーするだけで、抱えるストレスの量が全く違います。
無茶なレバレッジ設定でトレードしない
世の中にはレバレッジ3000倍の業者もあると聞きますが、ハッキリ言って500倍以上のレバレッジはあまり意味がなくて現実的ではありません。
証拠金計算ツールで計算してみるとよく分かります。
その差は誤差です。
逆行に耐えられる余力は多い方が良いですが、そうするとエントリー枚数を抑えるしかありませんので、自分がトレードする時間はどれくらいか?想定する値幅はどれくらいか?を加味して余力を考えると、少なくとも30PIPS、少し余裕を見て50PIPSという感じになると思うんです。
XMでも最大888倍まで設定できますが、500倍で十分です。
余力は多い方が良いのですが、損切り値をズルズル動かすようなトレード方法では余力があっても無駄になります。
逆行し難い場所から50PIPS逆行されたら流石に失敗だと思うので、素直に諦めるしかありません。
なので、なんといってもエントリーポイントが全てだと思います。
思いつきでトレードしない
ふとスマホをみて何も考えずにトレードして勝てるほど甘くありません。
仕事の休憩時間にエントリーして次の休憩時間に確認する楽しみというのも実際に楽しい物ですが、最終的にお金を減らすだけです。
法則性を見つけて幾つかのシナリオを想定し、根拠を持ってエントリーするのが一番です。
熱くなる人は入金を制限する仕組みを作る
負けるとカーッと熱くなり再入金して一瞬でやられる。
2倍の金額を入れて3分で失う。
こんなことをしていては、あっという間に借金が膨らみますw
カードの利用額を敢えて下げておくとか、入金できる権限を自分以外の誰かに任せるとかそういう方法でしか入金を防ぐことが出来ません。
経験談として、カードの限度額をガツンと下げるのはある程度効果がありましたが、嫁に内緒でカードを作ったりするので熱くなりまくっているときには何をしても一緒ですが、やらないよりはマシです。
今トレードするお金を入金出来ないようにする事は自分を守るための措置になります。
僕はコレのせいで今もトレードができません(´;ω;`)
勝てばいいだけの話なんですがね・・・
負けた時に人生が狂ってしまうので、予防策は何重にも掛けて置いた方が安全です。