「ポジションを持つ」って難しいですよね。

少しでも躊躇する気持ちがあるとドンドン置いて行かれるし、逆に攻めすぎても含み損のポジションを抱えてしまいます。

また、不思議な事に躊躇しているときの方が思うとおりに動く事が多いような気がします(;・∀・)

今回「追撃エントリ」と称して、押し目戻りのエントリのメリットデメリットについて整理してみました。

ハイレバありきの考え方ですので、興味を持ってくれる人の参考になれば幸いです。

コンセプト

FXに限らず株や先物などの相場は、上下運動を繰り返しながら推移します。

一方方向に推移している状態をトレンド相場と呼び、横ばいに推移している状態をレンジ相場やボックス相場と呼ばれています。

そして、FXの基本中の基本である押し目戻りの売買は、基本的にトレンド発生時に行いやすい方法でして、一時的な反発でエントリを行います。

相場が強いトレンド状態であっても、利益確定・損失確定を行うための決済注文による反対売買など色々な思惑が交差し、一時的に反発や停滞する現象が起こります。

このような反発現象が起きているときでも、トレンドは継続中であり、またトレンド方向へと進み出しますので、この一時的な反発状態を予測・確認することが出来れば、新たなエントリポイントとなる訳です。

これを「押し目・戻り」と言いまして、上昇トレンド中の一時的な下落を押し目、下落トレンド中の一時的な上昇を戻りと呼ばれています。

余程の事が無い限り押し目戻りは発生しますので、落ち着いてそのポイントを見極めて追撃するのが今回の主題になります。

メリット

あなたが普段、どんなポジションの持ち方をしているのか分かりませんが、僕の場合は基本的にポジションを1つしか持ちません。

具体的なイメージとしては、10ロット(100万通貨)をクローズするまで他のポジションは追加しない感じです。
厳密に言うと維持率の関係で他のポジションを追加できないからですがw

しかし、追加エントリが出来ないほどギリギリの維持率であっても、最初のエントリで利益が生まれれば維持率に余裕がでてきますので、追加エントリを行うことが可能になります。

追加エントリが成功すれば爆発的に利益を増やすことが可能ですが、その反面失敗すると一瞬でロスカットにもなりやすいとてもリスクの高い戦略です。

ロット数量を調整すればそれほどリスクにもなりませんし、ごく一般的な押し目戻り戦略のお話です。

この図は押し目買いをしているイメージ図です。

既にロングポジションを持っている状態だとした場合、そのポジションをクローズするまで持ち続けるのも安全なトレードを行う上で重要な事だと思います。

しかし、図1で「追加エントリ」と示している箇所でポジションを追加したと想像してみると、どうでしょうか?

結果論で考えると含み益が増えます

エントリしたタイミングではスプレッドの関係で、一時的に含み益が減ります。
追加したポジションの損益が±0になって追加エントリを行う前の含み益に戻ります。

この様に途中でポジションを追加していく方法を、僕は「追撃エントリ」と呼んでいます。

この図は追撃を行った場合の損益を表したイメージ図です。

追撃エントリの含み益がそのままトレードの利益になりますので、当たり前ですが最初に持っていたポジションの利益に加算されます。

図を例にしますと、最初に持っていたポジションが+100PIPSの含み益があり、+75PIPSと+25PIPSの追撃エントリを行っているので、このトレードの損益は+200PIPS となります。

100PIPSの値幅しかないのに、追撃に成功すると理論上2倍の利益を獲得する事が可能です。

ハイレバを活用すると大金を手にすることも夢ではありません。

追撃エントリは含み益の中から追加エントリのコストを捻出しますので、手持ちの資金にたいしてリスク無くトレード出来る事が魅力です。

上記の図は全て同じロットで計算していますが、ロット数量をコントロールすることでリスクを軽減することも可能ですし、挿し穂から追撃する前提で最初のロットをいつもより小さめにするなどしてリスクコントロールして下さい。

デメリット

追撃エントリが成功した場合の利益は大きく増加します。

あくまでも「成功した場合」です。

追撃に失敗した場合、含み損が加速します。

相場というのは思ったとおりに動いてくれませんので、狙って利益を出すことが本当に難しいです。

追撃エントリを行うことにより、単純にロットが増えますので、1PIPSの損益具合が大きく変わってきます。

また、エントリのロットが増えているので、損益分岐点も変わって来ます。

この図は追加エントリを行った後、損益分岐点を表したイメージ図です。

下の赤線は追撃しなかった場合の損益分岐点で、スプレッドは考慮せずに、建値を下回った場合に含み損となります。

上の赤線は追撃を行った場合の損益分岐点で、追撃を行わなかった時よりも損失となるラインが上がっています。

これは、最初に持っていたポジションの含み益と、追撃したポジションの含み損が相殺されるため、損益分岐点が上がってしまうと言うことです。

平均建値と考えた方が分かりやすいですかね。

追撃が失敗したときのリスクが非常に大きく、迅速な損切りやシビアなストップ設定が必要になってきます。

平均建値を和らげる「ナンピン」という禁断の技もありますが、こちらも基本的には同じ考え方で含み損が出ているときに平均建値を相殺するようにポジションを作る方法です。

まとめ

思うように動いている時に追撃が成功すると爆発的な利益を生んでくれます。

追撃はハイレバと相性が良い反面、ハイレバだから破綻可能性も秘めています。

追撃できると判断出来る材料が自分の中にあって、期待値の計算や余力・損益分岐点の計算をしっかりとしておかなくてはいけません。

追撃エントリはロットコントロールによってリスクを軽減することもできますので、自分にハマっている相場の時は大胆に攻めてみるのも面白いでしょう。