FXの値動きには「騙し」という人間心理の裏を突いてくる嫌らしい値動きがあります。

大抵、大きな値動きを作る直前に騙しの値動きが入り、その後急激に反転する値動きとなることが非常に多いです。

まずは騙しについて、復習しておきましょう。

騙しとは

FXにおける騙しについては賛否両論あるかと思いますが、僕が認識している騙しについて説明します。

相場を構成する要因

FX市場は株式市場を始めとし、経済実需や政治的要因・大きな値動きを狙うヘッジファンドなど、様々な思惑が入り交じって構成されています。

確信やソースはありませんが、騙しを仕掛けているのはヘッジファンドだと思っています。

はらわたが煮えくり返る様な思いを何度も経験して覚えてきたので、そう思う事にしました(´・ω・`)

真偽が定かではない話はさておき、相場というのは「買い」と「売り」の二つしか存在しません。
今のレートよりも上がると思ったら買い下がると思ったら売りを行うだけのマネーゲームです。

基本的な考え方として、買いと売りのバランスが拮抗している時はレンジ相場になり、そのバランスが崩れたときにトレンドとなります。

ヘッジファンド

ヘッジファンドは相場のバランスを崩して強制的にトレンドを作り、短時間で大きな利益を作るのが常套手段です。

まず、この時点で理解しておかなくてはいけない事として、ヘッジファンドはプロ集団で僕たち個人トレーダーは素人だという事です。
相場のプロからすると素人はただの「カモ」なんです。

騙しはトレーダーの損切りやロスカットを狙い、相場を反転させるために行われていると思っていて、突っ込みエントリーしたくなる場面を強制的に作り、個人トレーダーに餌を垂らしているイメージです。

よくあるパターンとして下記の様な感じで、特徴としては直近の値動きよりも大きめの値動きを瞬間的に演出する騙しが多いように思えます。

  • サポレジを突き抜く値動き
  • トレンドラインをブレイクしたように見せる値動き
  • 急激な加速によりトレンド続行を濃厚に見せる値動き

テクニカルを駆使ししてトレードをしている人ほど騙されやすいのかも知れません。

騙しのメリットを考える

本来、株式の売買や経済実需による為替変動が自然な値動きのはずなのですが、その流れを強制的に壊して自分たちに都合の良い相場をヘッジファンドです。

実際の話はわかりませんが、1PIPSの値動きを作るために必要なお金は数千万円と噂されており、強制的に10PIPSの値動きを演出するだけでも数億円のお金が掛かっていると言われています。

とにかく値動きには桁違いのお金が動いているわけです。

ヘッジファンドと言っても沢山のファンドがありますので、当然ヘッジファンド同士でも争い合う場面がありまして、勝てば桁違いの利益、負ければ桁違いの損失を掛けたファンド同士の殴り合いになるわけです。

最近で言えば、先週末のポンド円130円の攻防戦が記憶に新しいです。
約7時間くらい掛けて割るのか反転するのかの攻防が続き、瞬間的に50PIPSの乱高下も見られました。

ブレイクすると思っている人は、非常に騙されやすいポイントになります。

失敗するリスクを抱えながら桁違いの資金を掛けて「騙し」を演出するわけですから、相当必死です。
騙しの後にはヘッジファンドが描いた利益への道が開かれるのですから。

ヘッジファンドも営利組織ですから不要なコストは抑えたいと考えるのが常識です。

如何にコストを抑えて相場を大きく動かすことが出来るのか?を考えると、答えは一つしかありません。

トレーダーのストップを狙い、決済による反対売買を実行させるだけなんです。

後述する「値動きの仕組み」を理解していれば、騙しへの理解が深まります。

値動きの仕組みを知る

厳密な仕組みはよく分かっていませんが、ある程度イメージ出来る位まで値動きの仕組みを自分なりに理解しておくだけでも、流れを考えやすくなるはずです。

基本的に需要のある通貨は買われ、リスクがあると判断されると売られます。
それらの売りと買いが交錯する中で、大多数の流れに沿って価格は推移します。

そして、ロングポジションの内訳としては新規エントリー時点で「買い」が行われ、決済時点では「売り」が行われています。
ショートポジションの場合はその逆です。

イメージ的には買いが買いを読んで買いのトレンドが作られ、決済すると内部的に売りが行われるので、自然と買いの勢いが止まり、止まった頃から大勢がその流れに追従してきます。

その流れが強まると「トレンド→停滞→反転と」なりやすう、売りが売りを呼び売りのトレンドが反転していくと僕は思っています。

なお、売りと買いのバランスが保たれている場合はレンジ相場となります。

反対売買

ここで大事な事は決済時点でそのポジションの反対売買が行われると言うことです。

決済と言えば利確と損切りがありますが、決済時点ではどちらも反対売買が行われています。

トレンド相場で押し目や戻りがあるのは、短期勢の利確や損切りが都度行われているので、一時的な反転現象が起きているのです。

大型指標発表前に少し戻す動きがあるのも同様の理由です。

特にレートの節目やサポレジなど分かりやすい反転ポイントでほぼ確実に反転するのは、こういう仕組みになっていると考えられます。

つまり、トレンドを転換させたければ、個人トレーダーのポジションを決済させるのが一番効率的なんです。

特に突っ込み癖のあるトレーダーのポジションを損切りさせるのが一番簡単では無いかと思っています。

画像中の①②③では反転していますが、反転前にそのサポレジを勢いよく突き抜く動きがあったとするとどうでしょうか?

突っ込みトレーダーは順張りで追従したいと考えるはずです。

反転させるのは、この突っ込みエントリーを損切りさせるだけで簡単に反転させられます。

④のポイントでは②がサポートラインとなっているので、反転する可能性が高い場面ですが、そのまま突き抜けました。
これは、反転を見越して買った人のポジションを損切りさせたことで起こる現象です。

チャートは世界中の人が見ており、様々なテクニカルを用いてチャンスを常に伺っているので、一人が引っかかるポイントでは世界中で多くの人が引っかかっているポイントとなります。

チリも積もれば山となる方式で、個人トレーダーの損切りでも数を集めれば大きな注文となりますので、充分反転を促す動きを作れるのではないでしょうか。

まとめ

ココに書いた事はあくまでも僕が今まで相場を見てきて辿り着いた結論でありますが、持論に過ぎません。

相場はそんなに簡単な話でもありませんが、一つの考え方として覚えておくだけで節目での値動きが怖くなってきます。

騙しの値動きは意図的に仕掛けられたものであり、自然に発生するような事は殆どありません。

騙しを演出するだけでも桁違いの資金が裏で動いているので、その騙しには意味があるのです。

騙しの後には急反転が待っていると思った方が良いです。

騙しに対する耐性をもち、疑うことで突っ込みエントリー理論上では減るはずです。

しかし、対抗勢力となるヘッジファンドが複数存在しており、弱ったところで新しい騙しが起こることも考えられるので、何が正解なのかは分かりませんが、少なくとも「コレ騙しっぽいな」と思えるだけでも天底エントリーの回数を抑えられると思います。