小動きが続く最近の相場。
そろそろ大きく動き出してもいい頃合いです。
さて、ポンド円は上昇トレンドが続いておりますが、このまま継続するのか反転するのかを気にしている人は多いのでは無いかと思います。
まず全体的な特徴を掴んでおくために次の画像を用意しました。
今のポンド円をシンプルにみると上昇トレンドです。
そして、6月5日につけた高値がレジスタンスラインとなっており、今現在レジスタンスライン付近で揉み合っています。
大事なポイント5種
先ほどの画像に埋め込んだ大事なポイントです。
- ポイント①:レジスタンスラインと短期トレンドライン
- ポイント②:中期トレンドライン
- ポイント③:フィボナッチ38.2%
- ポイント④:サポートライン
- ポイント⑤:フィボナッチ61.8%
上昇トレンド継続とする判断基準
エリオット波動では今現在5波の推進波です。
このまま継続か反転するのかコレだけでは判断出来ませんが、今大事な場面です。
上昇トレンド継続と判断するのは③のライン、つまりレジスタンスラインを明確に上抜いた時点だと考えられます。
③のラインを割り込むまでには押し目となるポイントが沢山ありますので、トレンドに乗るならポイント①〜④で押し目を拾うのが鉄板です。
エリオット的には上昇3波がもう少し上に伸びると綺麗な形になりますね。
下降トレンド反転とする判断基準
今のトレンドが崩壊すると、次の流れは下降の第1波です。
しかし、下落トレンドが形成されるまでの間には沢山の障害があります。
何を持ってトレンド崩壊と定義するか。
コレが非常に大事な焦点になります。
下降トレンドが出来たとしても、上記ポイントの箇所では揉み合いが予想されますし、簡単に突き抜ける相場には見えません。
一気に突き抜くためには「勢い」が必要になります。
トレンドは継続する性質を持っていますから、簡単には反転しません。
どっちに動くのか
トレンドは継続するのか新しいトレンドが生まれるのかで方向が180度違うので見極める必要があります。
しかし、見極めた頃にはトレンドの初動が終わりかけた頃であり、思うようにトレンドに乗れないの相場の難しい所です。
一番分かりやすい流れとしては、レジスタンスラインを突破してからのトレンド順張りがシンプルで分かりやすく、チャートの形も美しくなります。
短期的なトレードをするのであれば、上記ポイントの箇所で押し目買いや戻り売りすれば10〜20PIPSを狙える場面は沢山あると思います。
ポイント①〜⑤のゾーンはいわゆる揉み合いゾーンになる可能性が高いので、レンジ相場になる可能性が高いので、売っても買っても含み損を抱えていたとしても、焦らず欲張らず構えていれば、利益に繋げやすいゾーンです。
ハッキリ言ってこの先どっちに動くのかなんて分かる人はいません。
しかし、動きやすいポイントを見つけることは可能です。
そのポイントでどうやって仕掛けを作るのかが大事なのでは無いかと考えます。
ビギナーズラックでは勝てません・・・