昨日までに起きた大きめのファンダ的要因は2点あります。
- 上昇相場のトリガーとなった「モデルナのコロナワクチン」
- 5月22日に「日銀による緊急決定会合の開催」
この数日間大きく動くトリガーとなったのはモデルナのワクチンだと思っています。
それに加えて、5月19日の夕方頃に決まった日銀の会合開催を受けて一気に急上昇しました。
今週が強い上昇相場になっている理由
厳密な時間などは異なると思いますが、ポンド円をずっと見ている僕の認識ではこんな感じで推移したと思っています。
月曜日に「モデルナでユーロ買いが強まり」、火曜日に「日銀で円売りが強まり」って感じです。
この強い上昇相場は、安値圏で大きめのファンダ要因が重なって起きたトレンドです。
昨晩急落した理由
詳細が気になる人がググってください。
ザックリ説明すると、ワクチンの有効性を信じるにはデータが不十分って事らしいです。
この先の展開
モデルナによるトレンド要因は、新しいワクチンデータが公表されるまで保留扱いとなった感じです。
今の状態を見ているとトレンド分を戻す勢いはないので、市場は保留扱いなのかなという印象です。
で、モデルナが消えた今、残された材料は日銀の会合のみとなりました。
日銀の会合内容については明かされていない状態ですので、いつもの「噂で買って事実で売り」のパターンになる可能性が高く、必要以上に期待して加熱している状態なのでは無いかと思います。
発表は昨日の東京市場クローズ後でしたので、今日の東京市場がどう判断するのかを考えると、ポジティブに捕らえる可能性が高いです。
少なくとも発表は22日の金曜日でありますので、まだ期待して上がるのかも知れません。
非常にファンダ要因が大きくなってきました。
テクニカルが通用しにくい僕の苦手なパターンです。
ザックリと、下がるようでしたらモデルナ要因、上がる様でしたら日銀要因として考える様にします。
日銀要因は今週までですので、金曜日の発表前後で大きく相場が変わるポイントとなるでしょう。