耳にタコというのは、「自己分析してますかー?」と言うお話です。

今回は1ヶ月間のトレード(デモ)から自分自身の問題を洗い出し、対策を考えるという趣旨です。

僕の場合での話になりますが、同じ流れを自分に置き換えて考えて見ると新しい発見や気づきがあるかもしれません。

読むのに5分もかかりませんので、自分自身のスキルアップのためにご一読ください。

弱点の洗い出し

人によって負けるパターンは異なると思いますが、自分が負けるときのパターンは似通っていると感じていませんか?

僕の負けパターンとしては「一度トレードすると止まらないポジポジ病」と「含み損が大きくなったとき」に損失を取り戻そうとして大きなロットで一撃必殺技をしてしまうことです。

上手くいけば爆益になりますが、失敗すると強制ロスカットへの道を辿ります。

リアルトレードをしている時に、何回同じ事を経験したか数えきれません。
「運が悪かった」と思う事さえあります。

今まで何回も同じ事を繰り返してきたので、さすがに自分の弱点は理解しているのですが、これは自分の性格というか本能的な何かが働いていると思っているので、どれだけ冷静に分析しても冷静になりきれておらず、いざという場面で同じ失敗を繰り返してしまいます。

「何故その時そうしたのか?」
自問自答をしてできる限り同じ失敗をしないように心がけなければ本当に前に進めません。

いつも同じような場面で負けている人は、自分の弱点を知る必要があります。
弱点を克服できないのであれば、回避する対策を取ることも出来ると思います。

机上の空論でも何でもいいんです。
自分が負けにくくなるための努力は必要だと言うことです。

1ヶ月のデモトレード結果

7/21〜8/21のデモトレード結果です。
トレード回数は17回で、収支としては+976,270円となっています。

結果だけを見ると、資金は約2倍になっていますので、大成功のように見えますが、トレード内容としては全然ダメです。

何のためにデモトレードをしているのか忘れてしまうくらいダメな内容です。

概要としては前半はポンドドルを、後半はポンドドルとポンド円をトレードしました。

次のチャート画像は「Show History」と言うインジケーターを使って自分のトレード履歴をチャートに表示させたものです。
どんなトレードを行ったのか一目瞭然なので、振り返るときには必須のツールです。

1ヶ月やってみた感想として、やはり自分の弱点は克服できておらず、課題が浮き彫りになるトレード内容でした。
ラッキーだったとしか言えません。

しかし、回避できるポイントはあったように思えます。

弱点から洗い出す自分への対策

僕の弱点はポジポジ病と一撃必殺技です。
本能的な部分への対策ですので、究極シンプルにした方が分かりやすいです。

まず、自分の負けパターンを整理します。

負けるパターンのトレード

最初のエントリーは中長期的な分析を行います。
その分析は中長期的な目線なので、結果的にその目線で合っていたとしても短期的な動きに翻弄されることがよくあります。

ハイレバでエントリーすると、エントリーから数時間で資金が大きく目減りすることもよくあります。
損切り貧乏です。

分析に従い最初の数回は慎重にトレードするのですが、回数を重ねる毎に基準が曖昧になってき、気が付けば常時ポジションを持っていないと落ち着かない不思議な現象に陥ります。

上手く利益が出て回っているときは問題ないのですが、数時間含み損を抱え出した頃から問題が起きてきます。

30PIPS程度の含み損ならなんとか大丈夫なのですが、含み損が50PIPSを越えてくると落ち着かなくなり、「損失を救済するポジション」いわゆるナンピンが始まります。

甘いエントリー根拠で建てたポジションを全力で救いに行こうとするので、危険度がかなり高いです。

少ないナンピンで救済できればラッキーなのですが、上手く行かないことの方が多く、最終的には特大のナンピンまで放り込む癖がいつまで経っても治りません。

デモトレードですらナンピンをするので、リアルだともっと狭い範囲でナンピンをしている可能性があります。

と、ここまでが一連の流れになります。

ポンドドルトレード

日々のブログにも書いていましたが、基本的に下がる目線で考えていました。
大きく崩れることはないにしろ、ある程度戻すだろうという判断です。

見て分かるとおり、ハッキリ効いているレジスタンスラインが一本ありますので、コレが決定打です。

画像の中央部はコロナによる下落で、底値から100%戻した状態です。

で、売り目線を持ちながらどういうトレードを行ったのかと言うと内容は先ほどの画像になります。
※さっきと同じ画像を使います。

右往左往したトレード結果になっていますが、一言で表すと「下がるんよね?」といった感じです。

画像中央部では売ったり買ったり繰り返しながら殆ど利益が出ていない状況です。

画像の右側部分はナンピンの嵐です。
さらに冒頭の詳細データを見て貰うとわかりますが、ナンピンの最終ポジションは4ロットです。
今までの4倍の数量でエントリーしています。

助かったから生きているだけで、そのまま上昇されれば確実に強制ロスカットしていました。

ポンド円トレード

ポンドドルのトレードに比べて、ポンド円のトレードは神懸かっています。
最後のポジションでは含み損を抱えましたが、エントリーすれば全て利確出来る良いトレードでした。

ポンドドルは下がるという目線がベースになっていますが、ポンドドルのレジスタンスで揉み合う事も予想出来たので、ポンドドルのポジションと逆のエントリーでリスクヘッジするところから始めました。

この頃はドル円と同調した動きになっていたので、ドル円とポンドドル、ポンド円を見てトレードしました。
※ドル円画像は割愛

ポンドドルと一緒に下がるだろうと考えていたので、上がったら売り、上がったら売りです。
買いに関してはドル円が上がったら買いの流れに同調した形です。

後で見ると完全にレンジになっていますが、このときはレンジを意識したトレードでは無く、結果的にレンジ向きのトレードになっていただけです。

問題を追求する

ポンドドルで上手くいかなかったからポンド円でトレードした結果ですね・・・
いやぁ、お恥ずかしい(´Д`)

下がる目線を持っていながら右往左往するトレードを行い、ノーポジになっている期間がほぼない状態です。

極論を言えば、エントリーするから損をするわけで、エントリーをしなければ損をすることはありません。
しかし、エントリーをしなければ始まらないのでエントリーをします。

何が言いたいのかというと、エントリー自体にリスクがあり、そのリスクは最初は小さくても取り返しの付かないリスクに成長することがあるわけでして、エントリーしすぎること自体に問題があると考えられます。

つまり、ポジポジ病は常にリスクを抱える可能性が高い心の病気です。
心身共に崩壊してしまう危ない慢性的な大病です。

まず、事の発端はポジポジ病になります。

次はナンピンからの特大ナンピントレードです。
言ってみればナンピンの副作用みたいなものです。

そもそも、ポジポジ病とはポジションを持っていないと気が休まらない症状であり、トレードしてない期間に相場が大きく動くと損をした気分になります。
機会損失を避けるために、トレードをし続けるのでありまして、時は金なりの精神が元になっていると考えています。

要するに、いつでも儲けたいと思う気持ちが全面的にでているのです。

この症状を違う角度から見てみると「儲けたい=お金が欲しい=損をしたくない」になりますので、損失を抱えていることに耐えられなくなります。

よって、ナンピンという行為を行ってしまうのですね。
特大ナンピンもこれで説明が付きます。

諸悪の根源はポジポジ病ってことです。

問題を解決する方法を考える

ポジポジ病には昔から悩まされてきました。

突き詰めると精神面が甘いと言うことになるのでしょうが、本能的な問題だと思っているので、解決するのは非常に難しいです。

なぜならお金を稼ぐためにトレードをするのですから、利益を追求しない方が難しいです。

とは言え、何か対策を立てないことには繰り返してしまいますので、考えなくてはいけません。

細かくエントリーと利確を繰り返すスタイルは確実にポジポジ病になると思うので、僕の場合コレだけは絶対避けなくてはいけません。

となると、数日間ホールドするスタイルに絞られてくるので、トレードスタイルの見直しが必須になってきます。

さらに、1ポジションしか持たない様にしなくてはいけないので、追撃もナンピンもダメです。

上手くいくことをイメージするよりも、失敗するイメージを重視することで回避できそうな気もするけど、どうなんでしょうか・・・

トレード回数自体を減らす事で、執着心も薄れるし、チャートを見る機会も減るだろうからある程度効果はありそうに思えます。

裁量トレードをするのであれば、数日間はホールドするスタイル、スキャルピング的なトレードをしたいのであればシステム化(自動売買)するしかありません。

当面はこの方向で考えていくとします。

自己分析が大事だと思う

今勝てることに幸せを感じることが多いですが、FXはトータルで勝たなくては意味がありません。

自分のさじ加減一つで爆益も破産も可能です。

この世界で生きていくために今やるべき事は、自分の弱点を克服することしかありません。

長所を伸ばすと言うよりも短所を潰す感じですかね。

トレーダーの方々に取っては耳にたこができる話だと思いますが、何回考えても損はないと思うので、この記事を読んだ今、もう一度考えて見ましょう。