僕はハイレバトレーダーです。
そして、ゴチャゴチャとしたテクニカル分析が嫌いです。
できるだけシンプルに楽して大きく勝つためだけにテクニカル分析を続けています。
手法概要
トレンドは一生続くわけでは無く、必ず戻しが起きます。
利確や逆方向への新規注文が入るというのが戻しのメカニズムだと考えています。
一旦流れが変わるとその流れは継続するものでして、その辺はチャートを見て貰えれば直ぐに分かると思います。
そのメカニズムを利用すると言うと大げさな表現になってしまいますが、この手法はトレンドの終わりを確認してから押し戻しを狙う逆張り手法といった感じです。
この手法で勝てる確率は高いと思いますが、日足以上の足を使った分析になりますのでトレードチャンスがそれほど多くありません。
しかし、50PIPSを高確率で狙えるチャンスはそれほど多くありませんので、有効な手法だと考えています。
手法の手順
環境認識
とりあえず環境認識を行います。
環境認識についてはFX相場の方向性を確認する唯一の方法は「上位足での環境認識」にまとめていますので、ご覧下さい。
エントリータイミングを計りやすい日足での分析だけでも大丈夫ですが、流れが急転する要素があるかも知れないので、週足月足も一応確認しておいてください。
まずは日足で今のトレンドを確認します。
長方形の部分から察するに、下落トレンドの最中であることが分かります。
そして、最新部分では上昇のターンである事もわかります。
トレンドが崩れず継続するとして考えると、最新部分の上昇トレンドが終わると下落のターンが再開するということです。
課題は今の上昇がどこまで続くのかを見極める事だけです。
最長でトレンドラインまで伸びる可能性もあることを考慮しなくてはいけません。
直近の小トレンドがいつまで続くのかを考える
トレンドの戻りを予測するのに最適なツールはフィボナッチリトレースメントです。
赤丸部分の下落トレンドに対してのリトレースメントで戻りポイントが予測できます。
FR38.2%は越えられているので、FR61.8%で止まるかどうかをこの先の値動きで確認しなくてはいけません。
なお、この先の展開としては3パターンあります。
- レジスタンスラインタッチ
- FR61.8%タッチ
- そのまま下落
レジスタンスラインまで120PIPS程度、FR61.8%までは30PIPS程度あります。
いずれ下がる前提で考えるとしても、一旦上昇の可能性がある以上は今すぐ売る事は出来ません。
上昇したところを叩き落とすような売り方が理想的でありリスクも低く抑えられます。
エントリー方法を検討する
考えられる選択肢としては次の二つです。
- レジスタンスラインタッチで売り
- FR61.8%タッチで売り
チャートをずっと見ていられない人の場合、指値でも大丈夫です。
その場合、レジスタンスライン付近に設置するのが比較的ローリスクであると考えられます。
このときの損切りポイントは直近高値に少し保険を加えた程度の値で対応出来ます。
FR61.8%タッチで下落する可能性もありますが、リアルタイムに対応出来る人ならこのポイントに指値を設置するのもありかと思いますが、最長でレジスタンスラインまで連れて行かれるリスクもありますので、もっと早期の損切りを迫られる可能性も出てきます。
反転しやすいポイントで逆張りを狙い、本来のトレンド方向へエントリーする。
これが一番分かりやすく鉄板では無いでしょうか。
一方、どちらのラインにタッチせずそのまま下落する可能性もありますが、日足レベルで高値の切り下がりを確認してからでも遅くはありません。
ちなみにラインタッチせずに下落するパターンが一番読みづらいパターンです。
運の要素が大きくギャンブル気味になりがちです。
手法のまとめと可能性
ここまでの話を要約するとこうなります。
- 環境認識で本来のトレンド方向を確認しておく
- 直近のトレンド終端を予測しておく
- そのポイント到達までは待つしかない
可能な限りリスクを排除した考え方では無いかと思っています。
反転予測ポイントまで近いときはチャートに張り付いて見ていても良いでしょうが、精神的負担を減らすためにも指値で運用するのが現実的ではないかと思います。
リスクを直近高値やその付近で目印になるポイントで設定しやすいので、逆行リスクも限定できますし、トレンド方向への順張りエントリーとなるので、利が伸びやすいはずです。
ポンド円なら数百PIPS、ドル円でも50PIPS以上は充分狙えるでしょう。
待って放置するトレードスタイルを試してみませんか?
闇雲にトレードするよりは成功率は高いはずです。
コメント
コメント一覧 (1件)
王道の戻り売り手法ですね。
一時的には逆張りになるかもしれませんが、下降すればそれはのちに順張りとなる。
これぞ、最も相場に助けてもらえやすいやり方なので僕は好きです。