当たり前のようにチャートを見て、テクニカル分析を行っているが、そもそもなんのためにテクニカル分析を行っているのか、その目的を見失うときが度々ある。
例えば、日足レベルで高値安値を見つけて水平線を引いたり、20SMAを出して直近の推移を見て何らかの判断基準にしているのだろうが、何を判断しているのか?
- トレードしやすいポイントを探すため?
- 利益を狙いやすいポイントを探すため?
- 今日30PIPS程度稼ぐためのポイント?
- 損失が出にくいポイントでトレードするため?
そう、私たちが行っている分析はこれらを全部含んでいる。
専門用語で表現すると、リスクリワードが良いポイントでトレードをするためだ。可能な限りリスクを抑えて大きく利益を取るためのポイントを探すためなのだ。
例えば、逆行による損失リスク10PIPSに対して利益の期待値が30PIPS程度狙えそうなポイントはどの辺になりそうか?
これを見つけるためにテクニカル分析を行っている。
なのに、変なポイントでエントリーしたり、損大利小なトレードをしたり、損切りできずに塩漬けポジションを抱えたりすることがある。
このような失敗をする人は、分析している振りをしてしまっているのだと思う。まじで。
まともにテクニカル分析を行えないのに、焦ってトレードをしてしまうから失敗する。
少なくとも、テクニカル分析の目的通りにトレードできるようになるまでは、リアルトレードをせず過去チャートでバックテストをしてテクニカル分析の精度をあげてみよう。
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