最近、FXの勉強をやり直している。
FXで勝てないのだから、勉強して練習するしか方法がないと思っている。
今回は、ある発信者のメッセージに強く共感したことがあったので、一つ情報を共有して整理しておこうと思う。
FXは技術職
ある発信者が「FXは技術職」だと言っていたが、妙にしっくりくる。
私は元々、塗装工事の職人だったので、腑に落ちる部分が多い。
私の見習い時代は、道具の名前も現場の専門用語も何も知らない状態で始めていたので、先輩や親方に怒鳴り散らされながら毎日しごかれていた。
朝から晩まで工事。次の日もその次の日も工事。雨の日も風の日も、状況が変わればやる仕事も変わる忙しい日々だった。
マンション外壁と戸建て住宅、店舗やリフォームリノベーションと、やっていることは似ていてもやり方は全部異なる。
ある程度一人で現場を回せるようになったのは、5年くらい経った頃だろうか。それでもやっと中堅クラスだ。
毎日一つの仕事だけをし続けても数年かかるのに、片手間でFXをやった振りをしてプロになれるはずがない。
現場の天候や状況、サイズ感などによって道具を使い分けたり、段取りを組み替えて効率よく臨機応変に作業を進めるのがプロの仕事なのだが、FXではそんなことがまるでできていない。
FXにおいて私は見習い程度のレベルと言うことなのだ。
例えば、この高値に水平線を引いておくと意識されるラインになるから、1回目は逆張りでも大丈夫とか、移動平均線がクロスしたから・・・とか、そういうどこにでもある簡単な手法レベルで実際にはトレードしていることが多い。
もちろん一応分析はする。このラインは抜けないだろうとか、その程度の分析ではあるが、思惑通りに進まずラインを突破されるとあたふたしたり、呆然としたりすることも未だに多い。
トレードの根拠が軽い。熟考されていない。あらゆるトラブルに対応できない見習いレベルなのだ。
見習いから脱出する方法
知識というのは、経験しないと身につかない。
知識として知っているだけではとっさの場面で出てこないが、経験したことは選択肢として頭に浮かんでくる。
たとえば、ロープワーク一つとっても、Youtubeでロープの結びかたを見た程度ではロープなんて結べない。実際に結んで現場で使ったことがなければロープワークなんて身につかないからだ。
このように、FXで勝てるようになるためには、知識を技術に変える必要がある。
「点と点がつながり線となり、その線が面となる。」という話を聞いたことがあると思うが、これらは経験によって知識がつながっていることを表現しているのだと解釈している。
なので、経験を積むこと。
現場での経験を人よりも多く積むしかプロになれない。
FXの練習方法
FXの練習方法は大きく分けて次の物がある。
- フォワードテスト
- 少額リアルトレード
- デモトレード
- バックテスト
フォワードテストというのは、現在進行形で動いている相場に対して行う練習方法のこと。これは非常に時間が掛かるので、練習としては最適とは言えない。
バックテストとは、過去チャートに対して行う練習方法のこと。この方法は、時間を有効に利用できて、いくらでも場数を踏むことができるので、最適な練習方法だと言える。
というのも、チャートの右側が見える状態と見えない状態では、チャートの見え方や感じ方が全然違うからだ。
バックテストにはツールを使う。
私は最近、FX練習君というソフトを購入した。詳しくは割愛するが興味のある人はググってほしい。
現場での実践。経験が圧倒的にたらないので、その不足分を補うためのツールを活用して練習をするのが最適だと私は考えている。
練習しない奴は絶対勝てない
私は過去に数千万も失った経験があり、その原因もハッキリしているので、今はまだ本番でトレードしていない。
とにかく、ツールを回して何度も練習をしなければ絶対かてないと分かっているからだ。
自分の悪い癖を抜くため。過去に美味しい思いをしたせいか、やはりギャンブル体質というか、一発逆転を狙う癖がある。
「過去の経験>今のやり方」の方が良いと思っている部分があるので、「過去の経験<今のやり方」にならなければ、この悪い癖は直らないと分かっている。
なので、今のやり方の方が最終的に稼げるんだ!という所まで持って行く必要がある。
3年で足りるか分からないけど、とりあえず3年は練習しても良いと思っている。
職人のような考え方や度胸がつくまでは、練習するフェーズからは脱出できないだろう。
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