
損失額に対する心理的な反応(恐怖心)は、適切なポジションサイズを見つける上で非常に有効な指標になります。
平常心を保てなくなる金額は、あなたにとってその数量が大きいという目安になります。
平常心を失うボーダーライン
- 10PIPS逆行時の損失額
- 1,000円(1万通貨)
多くの人が比較的冷静でいられる範囲 - 10,000円(10万通貨)
少し気になるが、まだ判断に影響しない人が多い - 100,000円(100万通貨)
かなりのストレスを感じ、冷静な判断が困難になる人が多い
- 1,000円(1万通貨)
- 50PIPS逆行時の損失額
- 5,000円(1万通貨)
まだ受け入れやすい範囲 - 50,000円(10万通貨)
相当なプレッシャーを感じる - 500,000円(100万通貨)
大部分の人にとって平常心を保つのは非常に困難
- 5,000円(1万通貨)
目次
FXの最大のポイントは欲望との戦い
FXの本質は技術的な分析や知識以上に、自分自身の欲望との心理戦です。
チャートは読めるのに勝てない人の敗因はここにあります。
欲望が引き起こす典型的な失敗パターン
- 適正な取引量を超えたポジションを持つ
- 損切りができずに含み損を拡大させる
- 利益確定を急いで小さな利益で終わる
- 負けを取り戻そうとして無謀な取引をする
- 感情的な判断で計画性を失う
適切な取引数量を見つけるポイントは
- 損失を見ても感情的にならない金額で取引する
- 夜眠れなくなるような金額は避ける
- 損切りを躊躇してしまう金額も危険信号
- 日常生活に支障をきたさない範囲で留める
多くのトレーダーは、1回のトレードで口座資金の1~2%以上のリスクは取らないという原則を守っています。これは技術的な資金管理だけでなく、心理的な安定性を保つためでもあります。
自分にとって「全く気にならない損失額」から始めて、経験と共に徐々に調整していくのが賢明なアプローチです。
少しでも利益を多く得たいという気持ちは分かりますが、損失を軽視した都合の良い考え方は必ず自分の身を滅ぼします。
生き残っていれば、成長できます。退場しない方法を考えていきましょう!
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