私は過去にボロ負けしたハイレバトレーダーです。
私が負け続けた最大の理由は「待てない」から。今日トレードしたいからトレードして負ける。こんな感じでした。
トレードの頻度はトレードスタイルにもよると思いますが、ハイレバはハイリスクハイリターンですので、20PIPSの逆行で致命傷になることも少なくありません。なので、ハイレバで大勝利を収めるためには、致命傷になりにくいポイントでトレードすることが鉄則です。
とはいえ、いつ来るか分からないチャンスに乗れるかどうかも怪しいし、今お金が欲しいので今日トレードしたい。だからチャンスを待てずに毎日トレードしちゃうんですよね。
日足や週足で過去のチャートを見てみれば分かると思うのですが、そんなビッグチャンスは数ヶ月に一回程度しか起こっていません。年に数回レベルです。なので、毎日トレードしようとすること自体が間違えていると言えるでしょう。
年間収支でプラスで終えるためには、待つことが重要です。ハイレバトレーダーは特にです。
待つことの重要性、どうやって待つのか。その方法について少しお那覇市しようと思います。
私がやりたい理想のトレード
このチャートは2024年9月から2024年11月現在のドル円チャートです。誰にでもエントリー出来るチャンスはありました。
結果論ではありますが、1,600PIPSの値幅が出たトレンドです。
出来る出来ないは別として、ハイレバでトレードするならこういう場面でトレードをやりたいものです。
どこでトレードしてもリスクは同じ。
ドキドキしながら数十PIPS稼ぐリスクを思うなら、利益を思いっきり伸ばせるポイントでトレードした方が賢いと思うのです。
普段から待つようにしていれば、このチャンスに乗れる可能性は高くなりますし、せっかく掴んだチャンスなのですから、鬼ホールドすることもできるでしょう。
ハイレバは常にロスカットの恐怖におびえなければいけませんが、原資を確保して損切り設定できた際の安心感、100PIPS以上の利益が出たときの幸福感は半端ないです。
ハイレバトレーダーならこのようなトレードを目指すべきなのではないでしょうか?
チャンスの待ち方
年に数回しかないチャンスを掴むためには、大きい目線で相場を見つめる必要があります。
日足や週足ベースでトレンドの状況をまず確認してください。
これは、ドル円の週足で見て、性質の似たブロックで囲んだものです。
このブロックの初期段階でエントリーをしたいわけです。
その場合、何を考えるのかというと、トレンドが切り替わるタイミングで判断できる材料があったのかということ。
この転換ポイントを探すためにテクニカル分析を行うわけです。
そして、今現在のドル円は上昇トレンドですから、次に来るのは数週間続くであろう下落トレンドです。
短期で考えると上昇トレンドは継続します。しかし、必ず下落トレンドが発生しますので、今のタイミングからロング戦略はリスクが高いと言えるでしょう。
これが私が考える今のドル円のメインシナリオです。
次の下落トレンドの書道を掴むために、どこで転換するのかを予測しなければいけません。
今のドル円を参考にテクニカル分析を行ってみます。
テクニカル分析の注意点
テクニカル分析を行う理由は、転換ポイントの予測を図るためです。
転換すると思える根拠さえあれば、自信を持ってトレードできますので、そのポイントでショートを仕込めるわけです。
このとき、注意すべきポイントがいくつかあります。
- 複数の転換ポイントを予測する
- 小さい時間足で分析しない
- 普段使わない分析ツールを使わない
複数の転換ポイントを予測する
実際のチャートでは転換するポイントは一つですが、未来の値動きは誰にも分かりませんので、第一ポイント、第二ポイントのよう、サブシナリオをいくつか用意しておいた方が安全です。
小さい時間足で分析しない
あくまでも大きい目線で分析を行うことに意味があります。
大きい波に取るためには大きい目線で分析しなければいけません。
普段使わない分析ツールを使わない
次に、根拠を作るために普段使っていない分析ツールを使わないこと。普段使っていないインジケーターでも状況によってはサインが出ていることがあります。サインが出ているからと言ってそのサインを信用するのは危険な行為です。
普段使わない理由は使いにくいからであり、たまたまサインが出ているからと言って都合良くサインを採用しないでください。普段から使っている分析方法でサインを探してください。
私は次に挙げるツールで分析を行っていますので、これらで考えていきます。
移動平均線を使う
20SMA(赤線)と200SMA(白線)を使います。
価格が200SMAより上ですので、長期上昇トレンド中と判断します。
20SMAが下向きになっていますが、価格が20SMAより上ですので、短期上昇トレンド中と判断します。
移動平均線だけでは転換ポイントを予測することが出来ません。
水平線を使う
直近高値に水平線を3本引きました。
これらの価格がレジスタンスラインとなる可能性が高く、いずれかのラインでたたき落とされる可能性があります。
トレンドラインを使う
直近の価格に引いたトレンドラインです。
前日高値を結んだトレンドラインを突破するかどうかがポイントとなります。
このトレンドラインが生きてくるのであれば、下落トレンドがすぐに始まってもおかしくありません。
ローソク足の形状で判断する
上昇から下降トレンドに切り替わる際に信用出来るローソク足の形は上影陰線です。
上影陰線はチャート上の最高値部分で現れており、このような形が出ると売りサインとなりますが、現段階では現れていません。
現状、連続した陽線が続いていますのが、前日の上ひげが気になります。ローソク足だけで判断すると強い上昇トレンドと考えられます。
RSIを使う
私は、RSIの数値云々よりも、RSIで結んだトレンドラインを重視しています。
サポートトレンドラインを下抜けないかぎり上昇トレンド継続で、レジスタンストレンドラインでたたかれると下落トレンドが始まる可能性があります。
フィボナッチを使う
フィボナッチリトレースメントは波に対する戻りを計るツールです。
直近の下落に対して61.8%以上の戻りが発生していますので、強い上昇トレンドであると考えられます。
61.8%を超えると100%の戻りも十分考えられるので、これだけを見るとまだしばらくは下落トレンドは発生しないように見えます。
エキスパンションはよく分からないので使っていません。
総合的な観点
移動平均線 | 上昇トレンド継続 20SMAの傾きが気になる |
水平線 | 第一レジスタンスライン間近 最高値が最終レジスタンスライン |
トレンドライン | レジスタンストレンドラインが機能すれば下落トレンド発生 |
ローソク足 | 上影陰線などの売りサインが出るまで上昇トレンド継続 |
RSI | レジスタンストレンドラインが機能すれば下落トレンド発生 |
フィボナッチ | 上昇トレンド継続 |
分析を複合したものが次のチャートです。
早ければ来週か再来週くらいに下落開始、162円付近が最終防衛ラインとなる可能性がありますが、162円を上抜けると、様子見となります。
ローソク足の形状がポイントとなりそうです。
まとめ
これはテクニカル分析の一例です。
テクニカル分析は誰かが言っていることを鵜呑みにするのではなく、自分の頭で考えて自分なりの根拠を出すことが重要です。自分のお金をかせぐのに、だれかがコロッと態度を変えたら腹が立つじゃないですか・・・
ハイレバで稼ぐために、どこでエントリーすれば良いのか。そのポイントはもうすぐ来るのか、まだまだ来ないのか。
大きい目線で相場を客観的に見つけることが重要だと私は思います。
今回は私のやり方を紹介しただけで、これがテクニカル分析の正しいやり方とは限りません。人によって使うツールも違うでしょうし、何通りもやり方はあるでしょう。
難しい分析をしたからと言って勝率が上がるわけでもないでしょうし、ニュースを知っているからと言って勝てるとも限りません。
自分目線で大丈夫だと思うので、自分なりの相場観を持ってトレードしてみませんか?
ハイレバを使うならXMがトラブルもなく安心安全でお勧めです。
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