
iFractals
は、直感的に使いやすい「押し目」「戻り高値」の自動判別ツールです。
トレンドフォローの押し目買いや、ブレイクアウト戦略のトリガー検出に非常に効果的です。
- 概要
iFractals
は、ビル・ウィリアムズが開発した、高値・安値の「転換点(山・谷)」を検出するインジケーターの値を取得する関数です。- シンプルながら、ブレイクアウト戦略やサポレジの判断材料として活用されます。
- 特徴
- 上フラクタル:中心の高値が周囲より高い → 売り圧力の兆し
- 下フラクタル:中心の安値が周囲より低い → 買い圧力の兆し
- 5本のローソク足を基準にして、自動的に山(高値)や谷(安値)を描画
- ブレイクアウト系のEAやラインベースのロジックに組み込みやすい
目次
構文
double iFractals(
string symbol,
int timeframe,
int mode,
int shift
);
パラメータ名 | 内容 |
---|---|
symbol | 通貨ペア名NULL = 現在のチャートのペア |
timeframe | 時間足0 = 現在のチャートの時間足 |
mode | 取得するフラクタルの種類(0=上, 1=下) |
shift | シフト取得するバーの位置0 =現在, 1 =1本前… |
使用例
// 上フラクタル(山)の値を取得
double upFractal = iFractals(NULL, 0, MODE_UPPER, 2);
// 下フラクタル(谷)の値を取得
double downFractal = iFractals(NULL, 0, MODE_LOWER, 2);
// フラクタルの有無をチェック
if (upFractal != 0) {
Print("上フラクタルが出現 → 売りポイントの可能性");
}
if (downFractal != 0) {
Print("下フラクタルが出現 → 買いポイントの可能性");
}
コメント