
iMFI は、出来高の影響を加味してモメンタムを測る、信頼性の高いオシレーターです。
RSIより精度の高い逆張り判断や、ブレイクアウト局面でのフィルタリングにも適しています。
- 概要
iMFI
は、価格と出来高(Volume)を組み合わせて市場の売買圧力を測定するテクニカル指標「MFI(Money Flow Index)」の値を取得する関数です。- RSIに似ていますが、出来高を考慮してより現実的な買われすぎ・売られすぎを評価します。
- 特徴
- 価格 × 出来高 に基づく「マネーフロー」を分析
- 値が80以上:買われすぎ、20以下:売られすぎとされる
- RSIよりも信頼性の高いオシレーターとして注目される
- 出来高が増加しているときのモメンタム変化を捉えるのに有効
- 過熱感やトレンド反転の兆候を捉えるサインとして使用
目次
構文
double iMFI(
string symbol,
int timeframe,
int period,
int shift
);
パラメータ名 | 内容 |
---|---|
symbol | 通貨ペア名NULL = 現在のチャートのペア |
timeframe | 時間足0 = 現在のチャートの時間足 |
period | 計算期間(例:14) |
shift | シフト取得するバーの位置0 =現在, 1 =1本前… |
使用例
// MFI値を取得(14期間)
double mfi_now = iMFI(NULL, 0, 14, 0);
double mfi_prev = iMFI(NULL, 0, 14, 1);
// 過熱・反転の簡易判定
if (mfi_now > 80 && mfi_prev <= 80) {
Print("買われすぎ → 反落の可能性あり");
} else if (mfi_now < 20 && mfi_prev >= 20) {
Print("売られすぎ → 反発の可能性あり");
}
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