
ウィリアムズ%Rは、「逆張り」や「天底狙い」をしたいトレーダーにとって強力なツールです。
短期トレードやレンジ相場に向いており、シンプルで扱いやすい指標です。
- 概要
iWPR
は、ウィリアムズ%R(Williams’ Percent Range)を取得する関数です。- RSIやストキャスティクスと似た逆張り系オシレーターで、直近の高値圏・安値圏に対する終値の位置から、買われすぎ/売られすぎを判断します。
- 特徴
- 出力は 0〜-100の範囲(0に近い=買われすぎ、-100に近い=売られすぎ)
- RSIよりも鋭敏に反応する傾向あり
- 買われすぎゾーン:-20 以上
- 売られすぎゾーン:-80 以下
- ストキャスティクスと似た使い方が可能(%Kとの違いは終値の位置に注目する点)
目次
構文
double iWPR(
string symbol,
int timeframe,
int period,
int shift
);
パラメータ名 | 内容 |
---|---|
symbol | 通貨ペア名NULL = 現在のチャートのペア |
timeframe | 時間足0 = 現在のチャートの時間足 |
period | 計算期間(例:14) |
shift | シフト取得するバーの位置0 =現在, 1 =1本前… |
使用例
// 現在足のウィリアムズ%Rを取得(14期間)
double wpr = iWPR(NULL, 0, 14, 0);
// 買われすぎ or 売られすぎシグナル
if (wpr > -20) {
Print("買われすぎの可能性あり(WPR = ", wpr, ")");
}
if (wpr < -80) {
Print("売られすぎの可能性あり(WPR = ", wpr, ")");
}
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