
今までに何度もロスカットをしてきた人は、だまされたと思ってトレードスタイルを変えてください。
トレードはお金を増やすためにやるものです。
一時的に増やすことに固執するのではなく、1年後も生き残ってトレードを続けられるようにこだわってください。
面白いトレードとつまらないトレード
トレードには「面白いトレード」と「つまらないトレード」があります。
- 面白いトレード
- 一回のトレードで資金が数倍になるような派手なトレード
- 心臓の音が聞こえてくるようなトレード
- 1秒が異常に長く感じるようなトレード
- つまらないトレード
- 小銭をちまちま稼ぐ地味なトレード
- 鼻くそをほじりながらでもできるトレード
- いつでも離席できるような状態なトレード
ゲーム的な面白さで考るのは間違い
FXをゲーム的な感覚で表現すると、上記の「面白いトレード」をする方が圧倒的に面白いです。
相場の変動で一喜一憂できて、数十万単位のお金を得たり失ったりする。こんな刺激のあるゲームは他にありません。
ただし、このようなトレードは一度の失敗で全ての資金を失うギャンブルです。1年後どころか来週生き残っているかどうかも怪しいレベルです。



私はトレードで3,000万ほど失った経験があります。
ハイレバでトレードしているときは毎日が楽しかったのですが、気がつけば大金を失っていました。どうせトレードするなら3,000万を稼いでいたかった。絶対そっちの方が楽しいから。
面白さのベクトル(方向性)を変える
ゲームのような一時的な面白さを求めるのではなく、お金が増えていく面白さを楽しむ。
例えば、毎日1,000円前後の利益を積み重ねると一ヶ月で大体2万円くらいの利益になります。
つまらないトレードを体に染みこませることができれば、資金も増えているでしょうし、やり方を間違えることもないでしょう。数年後には、毎日1万円の利益を積み重ねられるようになっている可能性があります。
ゲーム的な楽しさよりも、お金を蓄積できる楽しむFXをした方が堅実です。
もうロスカットなんてしたくないでしょう?
つまらないトレードの例
一回のトレードの損益は残高の2%にとどめる。これに尽きます。
例えば、10万円の資金なら、1日のトレードで求める利益は2,000円。同時に損失も2,000円。
2,000円を1万通貨で20PIPS狙うのがスタンダードな考え方です。回数を分けて狙うのか、数量を小さくするのか大きくするのかなど、やりかたは色々ありますが、1日のトレードの損益上限を2%にすることで精神的な負担が軽減されて、負けて熱くなることもなくなります。
小さな利益でも、複利運用で続ければ大きな利益を作ることができます。


まとめ:生き残りたいならつまらないトレードに切り替えろ
何度もロスカットをしてしまうような人は、だまされたと思ってつまらないトレードを半年間続けてください。
- 「面白い=ハイリスク・ハイリターン」のトレードは一時的に勝てても継続性がない
- 「つまらない=低リスク・低リターン」のトレードは退屈でも、継続すれば資産が確実に増えていく
- 実際に勝っている人やプロトレーダーは、派手なトレードをしていない
- FXで生き残るには「派手さよりも地味な継続」が重要
- トレードで得るべき快感は「スリル」ではなく「着実な利益」
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