MTF_MA(マルチタイムフレーム移動平均線)を使えば、現在のチャートに上位足の移動平均線を表示させることができます。
テクニカル分析は上位足に優位性がありますので、大きな目線で相場を分析することはとても大事なことです。
目次
単体で使う方法
次の画像は、ゴールド5分足チャートに1時間足の20EMAを表示させた物になります。

5分足で240EMAを表示させているのと同じことになります。


このチャートの右端部分では、1H20EMAにタッチして反発している部分があります。
ライン突き抜けからの押し目となっているので、短期売買のサインとしてはかなり優秀なサインとして使えることが分かりますね。
クロスで使う方法
次の画像は、ゴールド4時間足に日足の5EMA(赤色)と日足の20EMA(白色)を表示させた物です。



日足の20EMAは4時間足で120EMAで、日足の5EMAは4時間足で30EMAを表示させているのと同じことになりますので、比較的長期の移動平均線で分析できているということになります。


ラインクロスだけでもそれなりの値幅を得られていることが分かります。
ベーストレンドの確認
次の画像は、ゴールド4時間足に週足20EMAを表示させた物です。


この画像を見る限り上昇トレンドが継続中であることが分かります。
なので、売り戦略よりも買い戦略の方が勝率が高くなるでしょうし、押し目も自信を持って拾いやすくなるでしょう。
まとめ
チャートを切り替えることなく、上位足の移動平均線を表示させるメリットはそれなりに大きいかと思います。
一本でも線を引いておけば何らかの指針になりますし、トレンド方向の確認にもなります。
また、上位の移動平均線がサポートレジスタンスとして機能する場面も多いことから、かなり有益であると私は思います。
よろしければお使いください。
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【MQL】MTF_MA(マルチタイムフレーム移動平均線)
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