ベアーズパワーが0ラインに向かって上昇 → 売り勢力の減退を示唆
価格が安値を更新してもベアーズパワーが切り上がる場合 → ダイバージェンスで反発の可能性
- 概要
iBearsPowerは、ビル・ウィリアムズが開発した「売り圧力（ベア＝熊）」を測定するインジケーターの値を取得する関数です。- 主にトレンド中の押し目・戻りの強さや反転の可能性を判断する逆張り系指標として使われます。
- 特徴
- 現在の安値と移動平均の差を算出し、売り手の力（ベアーズパワー）を数値化
- 値がマイナス → 通常の状態（売り圧力あり）
- 値が上昇（0ラインに近づく） → 売りの勢いが弱まる＝買い転換の兆候
- 通常、他のインジケーター（エルダー線、MAなど）と併用して判断
目次
構文
double iBearsPower(
string symbol,
int timeframe,
int period,
int applied_price,
int shift
);| パラメータ名 | 内容 |
|---|---|
symbol | 通貨ペア名NULL = 現在のチャートのペア |
timeframe | 時間足0 = 現在のチャートの時間足 |
period | 移動平均の期間（例：13） |
applied_price | 適用価格PRICE_CLOSEPRICE_OPENPRICE_HIGHPRICE_LOWPRICE_MEDIANPRICE_TYPICALPRICE_WEIGHTED |
shift | シフト取得するバーの位置0=現在, 1=1本前… |
使用例
// H1チャートで13期間のBears Powerを取得
double bears = iBearsPower(NULL, PERIOD_H1, 13, PRICE_CLOSE, 0);
// 売り圧力が弱まっているかを判定
double bears_prev = iBearsPower(NULL, PERIOD_H1, 13, PRICE_CLOSE, 1);
if (bears > bears_prev) {
Print("売り圧力が弱まり、買い転換の兆し");
}
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