iOsMA は、MACDをさらに視覚的・定量的に使いやすくしたモメンタム系インジケーターです。
トレンドの強弱や反転サインを的確に把握しやすく、裁量トレード・EAどちらにも適しています。
- 概要
iOsMAは、MACDとシグナルの差（ヒストグラム）を返す関数です。- MACDの勢い（モメンタム）を視覚化するためのオシレーターで、トレンドの強弱や反転兆候を把握するのに適しています。
- 特徴
- MACDラインとシグナルラインの差をグラフ化
- 値が正 → 買い優勢、値が負 → 売り優勢
- 値が拡大 → トレンド強化、値が縮小 → トレンド減速または反転
- MACDよりも視覚的・定量的な判断がしやすい
- トレンドフォローと逆張りの両面で活用される
目次
構文
double iOSMA(
string symbol,
int timeframe,
int fast_ema_period,
int slow_ema_period,
int signal_sma_period,
int applied_price,
int shift
);| パラメータ名 | 内容 |
|---|---|
symbol | 通貨ペア名NULL = 現在のチャートのペア |
timeframe | 時間足0 = 現在のチャートの時間足 |
fast_ema_period | MACDの短期EMA期間（例：12） |
slow_ema_period | MACDの長期EMA期間（例：26） |
signal_sma_period | シグナルラインのSMA期間（例：9） |
applied_price | 適用価格PRICE_CLOSEPRICE_OPENPRICE_HIGHPRICE_LOWPRICE_MEDIANPRICE_TYPICALPRICE_WEIGHTED |
shift | シフト取得するバーの位置0=現在, 1=1本前… |
使用例
// 標準MACD設定でOsMA（MACDヒストグラム）を取得
double osma_now = iOsMA(NULL, 0, 12, 26, 9, PRICE_CLOSE, 0);
double osma_prev = iOsMA(NULL, 0, 12, 26, 9, PRICE_CLOSE, 1);
// ヒストグラムがゼロを上抜けたら上昇シグナル
if (osma_now > 0 && osma_prev <= 0) {
Print("OsMAがゼロを上抜け → 上昇の勢い強化シグナル");
}
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