
iRVI は、価格のモメンタムを終値ベースで捉えることで、他のモメンタム系インジケーターとは異なる視点を提供します。
クロス戦略やトレンドフィルターとして使うことで、より高精度なシグナル生成が可能です。
- 概要
iRVI
は、RVI(Relative Vigor Index:相対活力指数)の値を取得する関数です。- 価格の終値と始値の関係に基づき、トレンドの強さと方向性を測るオシレーター系指標です。
- 特徴
- 終値が始値よりも高ければ上昇の勢いがあると判断
- シグナルライン(スムージング)との交差で売買シグナルを得る
- 値が0より上 → 強気、0より下 → 弱気
- ボラティリティのあるレンジやトレンドでも有効
- MACDに似た動きで「クロス」をベースとした戦略に適している
目次
構文
double iRVI(
string symbol,
int timeframe,
int period,
int mode,
int shift
);
パラメータ名 | 内容 |
---|---|
symbol | 通貨ペア名NULL = 現在のチャートのペア |
timeframe | 時間足0 = 現在のチャートの時間足 |
period | 計算期間(通常は10) |
mode | モードMODE_MAIN MODE_SIGNAL |
shift | 取シフト取得するバーの位置0 =現在, 1 =1本前… |
使用例
// RVIとそのシグナルの値を取得
double rvi_value = iRVI(NULL, 0, 10, MODE_MAIN, 0);
double rvi_signal = iRVI(NULL, 0, 10, MODE_SIGNAL, 0);
// クロス判定(RVIがシグナルを上抜け)
if (rvi_value > rvi_signal) {
Print("RVIがシグナルを上抜け → 上昇の勢いがある可能性");
}
コメント