
iRSIOnArray は、カスタムインジケーターや複合ロジックにおいて柔軟にRSIを活用できる高機能関数です。
たとえば「RSI of RSI」や「RSI of MACD」など、より深いレベルのテクニカル分析にも対応可能です。
- 概要
iRSIOnArray
は、価格チャートではなく、任意の数値配列に対してRSI(相対力指数)を計算する関数です。- 独自指標・加工済みデータに対して相対的な強弱の推定を行いたい場合に使われます。
- 特徴
- 標準のRSIと同様のアルゴリズムを、任意の配列データに適用可能
- RSIを「別のインジケーター結果」や「独自ロジック出力」に対して使える
- 通常のチャート価格に縛られない柔軟な使い方ができる
ArraySetAsSeries()
の適切な設定が重要(右から左に時系列)
目次
構文
double iRSIOnArray(
double array[],
int total,
int period,
int shift
);
パラメータ名 | 内容 |
---|---|
array[] | RSI を適用する元データ配列(インデックス0が最新) |
total | 使用するデータ数(例:ArraySize(array) ) |
period | RSI の計算期間(例:14) |
shift | シフト取得するバーの位置0 =現在, 1 =1本前… |
使用例
double cciValues[1000];
ArraySetAsSeries(cciValues, true);
// CCIを配列に格納(RSI適用対象)
for (int i = 0; i < 1000; i++) {
cciValues[i] = iCCI(NULL, 0, 20, PRICE_TYPICAL, i);
}
// CCI配列に対してRSIを適用(14期間)
double rsi_on_cci = iRSIOnArray(cciValues, 1000, 14, 0);
Print("CCI配列に対するRSI:", rsi_on_cci);
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