
多くの人が見ている日足の20SMAなどを常に表示させられるのが、マルチタイムフレームワーク移動平均線です。
マルチタイムフレーム移動平均線は、どの時間軸を表示していても指定した上位足の移動平均線を常に表示できるインジケーターです。(※上位足のMAに限る)
これは、時間軸切り替え分析スタイルの人にとって非常に有効なツールです。上位足の重要な移動平均線を常に意識しながら、下位足での詳細な分析を行うことができ、一貫性のあるトレード判断をサポートします。
上位足分析を重視し、シンプルなチャート環境を好む人にオススメです。
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【MQL】MTF_MA(マルチタイムフレーム移動平均線)
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目次
時間軸を切り替えても同じ移動平均線を表示させられる
通常の移動平均線は、時間軸を変更するとその時間足での移動平均線に変わってしまいますが、マルチタイムフレーム移動平均線は、時間軸を変更しても設定した上位足の移動平均線が継続表示されます。
15分足チャートに表示
次の画像は、15分足に次の移動平均線表示させたものです。
- 1時間足の20SMA
- 4時間足の20SMA
- 日足の20SMA

30分足チャートに表示
先ほどのチャートを30分足に切り替えた状態です。

マルチタイムフレームワーク移動平均線を使うメリット
1. 分析の一貫性
- 時間軸を切り替えても同じ基準で分析できる
- 混乱を防げる
- 上位足での移動平均線の動きが常に把握できる
2. 効率的な分析
- 複数チャートを開く必要がない
- 一つのチャートで多角的な分析が可能
- 目線を広くしたトレードができる
3. 視覚的な安定性
- 時間軸変更時の見た目の急変を防げる
- 複数本の移動平均線を使用時に特に効果的
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