XMでは、FX取引以外にも仮想通貨や株式指数など様々な商品をハイレバでトレード出来るので非常に便利なのですが、XMを使っている人のほとんどがFX取引しかやっていないのが実情でして、仮想通貨に手を出すのに躊躇している人が多いのではないかと思います。
実際私もそうでしたが、何故躊躇しているのかというとよく分からないから。
ドル円に限らず、通貨には特性があります。ドル円でしたら一定区間を往復するレンジが分かりやすいように通貨の癖というのを体で理解しています。自分のスタイルに向き不向きなペアも実際にありますし、不慣れな通貨を触って痛い思いをしたことも少なくありません。
だからこそ、よく分からない性質の仮想通貨を触るのが怖い。
でもね、最近初めて仮想通貨をトレードして分かったのですが、XMの仮想通貨は「あり」です。
- ボラティリティーが高い
- ハイレバと相性がいい
- 仮想通貨バブルで上昇トレンド
今まで苦手意識が強くてやってこなかったんですが、一度やってみればなんてことありません。正直言ってかなり面白いです。
何より取引所に口座を作らなくても、今まで使っていたXMでそのままトレード出来るのは嬉しいことです。
何が苦手だったのか私なりに整理してみましたので、トレードの幅を増やす意味でも参考にしてみてください。
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仮想通貨の仕様がわからない
仮想通貨の何が分からないというより、何が分からないのか分からない状態。
- 仕様の確認方法がわからない
- 1ロットでトレードしてどれだけの損益があるのか分からない
- スプレッドでどれだけ不利な状態からスタートするのかが分からない
一つずつ説明します。
仮想通貨の仕様を確認する方法
仮想通貨の詳細な仕様を確認するには公式サイトで確認するか、MT4で確認するしか方法がありませんが、確認してもよく分かりません。
私たちが何を知りたいのかというと、数量をいくつでトレードすれば良いのか、スプレッドやスワップなどトレードに直結する情報です。
値幅などはチャートで見れば分かるのですが、数字が大きすぎて実際この値動きで損益がどうなるのかが見えてきません。ドル円などのように1PIPSでいくらと言うことが分かれば話は別ですが、ティックの動きも大きくて何がどうなるのかが分からないかと思います。
まず、最初に確認すべき事は仮想通貨の仕様です。MT4の仕様から確認することができます。※画面はBTCUSDです。
たくさん情報が出てきますが、トレードに大事な情報は次のものだけです。
- 契約サイズ(1ロットの内容)
- 証拠金通貨(日本円換算する通貨)
- スワップ
- スプレッド
契約サイズ
契約サイズは1ロットのサイズを表しています。
BTCUSDの契約サイズは1ですので、MT4の購入画面で数量を1にすると1BTCUSDの注文ということになります。USDJPYなどのFX商品では1ロットが10万通貨単位ですので、契約サイズが100000となっています。
証拠金通貨
証拠金通貨とは円換算する際に利用する通貨のことです。
BTCUSDはBTC:USDのことで、1ビットコインを購入するために必要な米ドル価格を表しています。
具体的には、BTCUSDの価格は69,460USDになりますので、69,460×USDJPYレートをかけ算すれば1ビットコインの価格が日本円で計算できます。上記レートの場合、1ビットコインの日本円価格は10,213,507円になります。
BTCEURはユーロ円で換算して、EURGBPはポンド円で換算するための通貨が証拠金通貨として表示されています。
スワップ
BTCUSDのスワップは1ロットに対して売りでも買いでも3829ポイントのマイナス値が設定されています。
MT4の1ポイントは商品の最小桁数から数えますので、3829ポイントは38.29USDのマイナススワップということになります。日本円に換算すると約5,600円のマイナススワップです。
1ロットでトレードしてどれだけの損益があるのか分からない
BTCUSDの価格は米ドル表記ですので、1ドルは1USDJPYに換算できます。
例えば1,000ドルの変動があった場合は1,000USDJPY分の変動ということですので、1ドルが150円の場合に1ロットのトレードをすると15万円の損益となります。
スプレッドでどれだけ不利な状態からスタートするのかが分からない
現在のスプレッドは、プライスボードなどで確認してください。
先ほどのプライスボードでは、BTCUSDのスプレッドは9038となっていますが、これもスワップと同様にポイント表記になっていますので、90.38ドル分(1ロットの場合で約1.3万円)のスプレッドということになります。
なお、スプレッドは6000〜9000と幅広く、平均して7000前後だと思いますが、エントリーした時点で70ドルのマイナスからスタートすることになるので、大きなハンデとなることは間違いありません。
仮想通貨のボラティリティは正義
最近の仮想通貨は、ニュースになるくらい異常に盛り上がっています。
2024年初から約3万ドルの上昇を達成しました。
3万ドルの上昇がどれくらいすごいのかというと、2024年初に1BTCUSDを買っていたとすると、今現在で450万円になっているということです。※マイナススワップがあるため、もう少し利益は減ります。
XMでは、10万円もあれば1BTCUSDは普通に購入できる金額です。当時はもっと安い金額で購入できていたのでリスクはさらに下がるわけです。
利益で押し目を拾ってポジションを追加していけば何倍にもなっているような状況が現実に起きています。
言うなれば、超トレンド状態です。
相場はトレンドに乗るのが基本です。下がれば必ず上がるBTCUSDほどトレードしやすい商品は他にはありません。
FXと仮想通貨のどちらが効率的か
ご存じの通り、FXはボラティリティがない日がほとんどです。動くときはドル円でも数百PIPS動くことはありますが、滅多にありません。
対して、BTCUSDは平均して1日2,000〜3,000ほど動くことも珍しくなく、最近では1万ドル変動した日もありました。FXに置き換えて考えると、毎日200〜300PIPSの値幅がある感じですね。
これだけ聞くと仮想通貨の方が効率的に思えるかもしれません。しかし想像以上に乱高下するときがありますので、油断は出来ません。
資金効率が良いのは圧倒的に仮想通貨です。上手く波に乗れたりすると1日で稼げる金額に大きな差が生まれるはずです。しかし、ハイリスクハイリターンですので、ご自身のトレードスタイルによって好き嫌いが分かれる部分だと思います。
ホールドでスイングする人ならばBTCUSDは面白いかもしれませんね。
ハイレバとの相性について
仮想通貨はとにかく動きますし、上昇トレンドということもあり良いタイミングで波に乗れれば爆益を作ることが可能です。
先ほどの話ではありませんが、年初から10万円で1BTCUSDをホールドするだけで莫大な利益を得られる理由はハイレバレッジのおかげです。
現物取引で1BTCUSDをトレードするには1,000万円近いお金が必要になりますが、XMだと10万円で可能です。
私も実際にトレードして感じたことですが、0.1ロットでも損益が数千円単位で変動するので、ハイレバ過ぎるとかなりしんどいです。1万円で0.1ロットエントリーして気絶していれば翌日には数万円になっていてもおかしくないような変動具合です。もちろんロスカットされる確率もかなり高いです。
感覚的にBTCの0.1ロットはFXの1ロット(10万通貨)に相当する損益具合です。
1万円でドル円などを10万通貨トレードすることは出来ませんが、仮想通貨なら可能です。そういう意味では仮想通貨はハイレバとの相性が抜群と言えるでしょう。
トレードしたいときに動かないのでは面白くないので、稼ぐための手段として仮想通貨を選択すると言うことも状況に応じてこれからは必要になってくるのではないかと思います。
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